画像引用先:日刊スポーツ

 

高校野球速報

 

 

プロ注【横浜】万波自己最速マーク!

プロ注目の横浜・万波中正が関東大会、初戦の土浦湖北戦に2番手で登板。自己最速となる145キロをマークし、打者2人を完璧に抑え、7回コールドで勝利した。

 

普段は野手練習でビックリした

わずか一球のキャッチボールから度肝を抜いた。長身190cmの万波が、スリークオーターから右腕をしならせた。5番・右翼で出場し、10点リードの7回1アウトから登板。初球。自己最速145キロの表示が目に飛び込んできた。「自分でもビックリしました」。空振り三振、ショートゴロの完全救援で試合を締め、声を弾ませた。

ブルペンでは登板直前の攻撃中に、キャッチボールで1球投げただけ。「守っていても、すぐ投げられる」。あとはマウンドでの投球練習7球で、試運転は十分だった。高校通算18発の2年生は普段の練習も野手メニューが中心。「ブルペンは基本的に入らない。投手はノックだけ」。肩甲骨回りが柔らかく、体の後ろに入りすぎていたテイクバックをコンパクトに修正。球速は昨秋の137キロから今春の県大会で142キロに。関東の舞台で更に3キロ上回り、「打撃と裏腹に急激に伸びた」とおどけて見せた。

プロ10球団のスカウトが視察し、中日・中田スカウト部長は「モノが違う」と称賛。楽天・長島スカウト部長も「見ていて楽しい逸材」とうなずいた。打ってもレフト前に2安打。投打で来秋のドラフト候補に挙がる万波は「他の投手をカバーする役目。夏もしっかり準備したい」。ハマの新魔神に名乗りを上げた。



清宮今日登場旧友へエール

清宮が旧友と健闘を誓い合った。混乱を防ぐため、早実専属の警備員に誘導された水戸市民球場での開会式。「関東で顔馴染みの友達がたくさんいる。昔を思い出させてくれる」と表情を和らげた。中学で所属した調布シニア時代の同僚らに加え、21日の初戦で対戦する花咲徳栄のエース右腕・綱脇彗と再開。小学4年時にオール麻布で出場した港区の軟式大会で投げ負けた相手と「懐かしいね」と語り合い、「打点を稼ぐ打撃ができれば」と意気込んだ。

作新学院の添田真聖主将が披露した昨夏甲子園の優勝旗を見た清宮は「斎藤さんの時に持ち帰ってきている。目指すはあそこ。関東大会を勝ち抜くことが、優勝旗をもぎ取る上で近道かな」。旧知の敵を叩き、夏に弾みをつける。

 

浜松開誠館高ノリコーチ効果弾

近鉄、ドジャース等でプレーした中村紀洋氏が20日、今年から非常勤コーチを務める静岡・浜松開誠館高の練習試合に帯同した。ベンチ前でアドバイスを送った選手が本塁打を放つなど早速実戦で「ノリ効果」が表れた。

静岡商との練習試合で、中村コーチがベンチから出てきたのは3回裏の攻撃。順番を待つ児玉敬斗右翼手に「上から叩け」とシンプルに指示すると、すぐにライト前安打。続く5回の打席では右中間へホームランを放った。「中村さんに教わるようになってから3本目です」と児玉。中村コーチも「分かりやすく伝えることをテーマにしています」と“教え子”の活躍に目を細めていた。