第89回選抜高校野球 速報

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第89回選抜注目選手

徳山壮磨2年(とくやまそうま)

 

著作者: freedesignfile.com

 

天性の柔軟さが生み出す切れ味抜群のストレート。150km/hまでの壁とは?

 

 

ポテンシャルと特徴

MAX145km/h。遠投110m。

しなやかな腕の振りから伸びのあるストレートに定評がり、スライダーカーブフォークを操るプロ注目の右腕。

特徴:セットポジションでマウンドに立ちグラブは胸の前で構える。ゆったり左足を上げて膝が左手首に当たった所でお尻から投球方向へ体が流れていく。

右足に重心を残したまま地面を擦るように左足を移動させ、グラブをサード方向に突き出し肩が開くのをカバーしている。

ここから投球動作は一気に加速し、やや狭目の歩幅で左足をクロス気味に着地させ、ガッチリ地面をつかんでから力強くグラブを抱え込み、大きなテイクバックから振り下ろされる右腕はスリクォーターの角度で肘を先頭に出てくる。

やや小回りのように見える右腕は体に巻き付くように振り切られ、リリースする瞬間に右足がプレートを蹴り上げ、最後の一押しをボールに加える。球持ちのいいリストはなかなかボールを離さず、全身の体重をじっくかけることで、どぎついスピンがかかる。

球速以上に球が浮いてくる印象のある徳山のストレートが打者の胸元をえぐる。

 

経歴

高校では1年秋から投手としてベンチ入りし、神宮大会も経験している。救援として2試合に登板し、2イニングを任される。

2年春から背番号「10」を背負い、選抜・甲子園のマウンドでは、9回の1イニングを無失点で抑え、救援の仕事を果たす。

続く春季大会では背番号「1」を背負い5試合に登板し31 2/3回を9失点、防御率2.53で投げ抜いた。夏の予選は3回戦で敗退している為、登板はなかった。

2年秋も背番号「1」を背負い10試合のうち7試合に先発し、48 1/3回を被安打43、失点19、防御率2.79の成績で近畿大会4強に導き、2年連続の選抜出場を勝ち取った。

 

 

成績

’16年春 甲子園

1試合、1回、被安打1、失点0

 

’16年春 大阪大会

5試合、31 2/3回、被安打30、奪三振7、与四死球5、失点9、防御率2.53

 

’16年秋 大阪&近畿大会

7試合、48 1/3回、被安打43、奪三振30、与四死球14、失点19、防御率2.79

 

注目point

147km/h・アウトローのストレート!

上体が非常に柔らかくしなやかに使えているのに対し、下半身の使い方が硬いように感じる。

しなやかな上体の長所はそのまま生かして下半身でパワーを生み出したいという意図は十分伝わる。

踏み込みをややクロス気味に入れることで腰の回転に力強さを生み、グラブを上手く使って体の開きを抑えることで右足の蹴り上げにパワーが加えやすくしているのも工夫している証拠だと見て取れる。

しかし、単純に歩幅の狭さが気になる。今は少し無理な投球フォームでも体の柔らかさで耐えれているのと、無理の甲斐あって球速も145km/hまで伸びているが、これから先150km/hを目指すのであれば、やはり、歩幅を広げて重心を下げ、しなやかでどっしりとした下半身が必須である。

徳山の柔軟性上そのフォームの方が合っているようにも思う。

柔らかく低い位置に落とされた下半身は腰、肩の負担を軽減する上に、柔らかい上体とのシンクロも良い。冬場に土台が作れれば春先にはあと、2,3km/hは伸びるのでは?と予想できる。

147,8km/hのストレート。更に低い位置から繰り出されるリリースポイントしなやかなリスト球持ちの良い指先。から生まれるスピンの効いたアウトローは見逃し三振の山を築くだろう。

スリクォーターという事で高低のコントロールは悪くないわけだから、重心が下がることでより低めにボールが集めやすくなる。低めに決まる140km/h後半の直球に是非注目して頂きたい!

進化した徳山は投手層の厚い大阪桐蔭の中でも群を抜いた存在となりそうだ。

 

プロフィール

右投右打  身長183cm体重72kg

守備位置:投手

小学生時代にソフトボールを始め、中学時代は兵庫夢前クラブに所属。チームメイトに神戸国際大付属の黒田倭人がいる。

 

 

 

第89回選抜高校野球 速報

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