山形中央
大泉 周也


画像引用元:山形新聞

特徴

高校通算50本塁打。パンチ力のある左の強打者。2年夏の県予選でライト場外へ推定120m弾を放っている。

肩幅に両足を広げ、やや左足に体重を預けるどっしりとした構え。左脇を軽く開け、グリップは肩の位置でセンターよりやや後方。ヘッドはスッと立てた状態。

投球動作に合わせ右足を高めに上げ、左足に体重を残したまま左肘でグリップを引き、大きな体重移動はないまま右足が地面を掴み、左足が軸となった回転で、まず腰が入り、吊られて左脇を絞めながら、ヘッドが運ばれミートポイントに到達する瞬間に一気にパワーをスイング方向へ開放し、左手を離さず最後まで振りきる。

 

 

プロフィール

身長175㎝ 体重85㎏ 左/左

小学1年生から軟式野球を始め、中学時代は山形シニアに所属。中2冬に東北選抜に選ばれ国際大会を経験した。

高校では1年春からベンチ入り。1年夏の予選ではライトで出場。秋から4番・ライトに定着し、秋季県大会準優勝を飾る。

4番の地位を確立し2年夏の県予選も打率.450本塁打2本をマーク。敗れた決勝・鶴岡東戦でも逆転2ランを放つなど、そのパワーを存分に発揮した。

新チームの2年秋は県予選1回戦から2ランを放つなど順調な滑り出しだったが、2回戦で日大山形にコールド負けを喫している。

 

伸び代

上背はないものの、体つき、スイングスピードは一級品。メリハリの効いたスイングは振り込んでいるのがよくわかる。

豪快なフォームの中でも計算された無駄のないスイングは既に高校生離れしている。長距離砲特有の後ろ足に体重を残すスタンスからスイング開始時の前方へ移していく体重移動には非常に無駄がない。

右足を高く上げ、強く地面を掴み体重を乗せた左足を軸に回転させ、左脇を絞めながらタメていたパワーをヘッドに伝えるが、右足を突っ張らせることでパワーを前に出し切らない。重心の残った軸足が遠心力と適度なパワーを持ったヘッドを上手くコントロールしており、コンパクトなスイングながら打球スピードには目を見張るものがある。

基本的にはゆったりとした動きから、インパクトの瞬間に全てのパワー注ぎ込むメリハリの効いた打撃フォームは研究を重ね振り込んできた証だろう。

パワーもさることながら、大会での成績も1年生の頃からコンスタントに高い成績を残して来ているのが研究と努力に余念のない証拠である。

特に目立つ欠点もなく、完成された強打者。あとは3年間の経験を上手く成績に繫げられる様に対戦投手の研究を怠らないだけ。