第89回選抜高校野球 速報

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第89回選抜注目選手

竹田祐2年(たけだゆう)

 

著作者: freedesignfile.com

 

選抜優勝のカギは新球種マスター?

 

 

注目point

新球種「フロントドア・バックドア」

竹田のピッチングは大会を追うごとにスライダー中心の投球からストレート中心の投球へと変わることで安定感を増していった。

球速も145km/hと高校生の中ではトップクラス。綺麗な回転でスピンの効いた直球と、キレもあり曲がりの大きいスライダーは三振を取るのに十分な素材だ。直球、スライダー、どちらでも三振が取れる竹田もやはり力でねじ伏せるドクターKの夢はあるだろう。しかし、球数のことも考えなくてはいけない。

神宮大会で優勝投手となった竹田は今や全国の的。選抜出場校全てが研究に研究を重ねてきている。そんな中2,3km/h球速の上げた一冬で選抜も勝ち上がっていくにはいささか根拠に欠ける。

投球フォームを見れば分かる通り、欠点を探す方が難しいぐらい完成度が高い。要するに今のままのスタイルでは伸び代が怪しい。

であれば、当然今ある武器を伸ばしつつも別の斬り込み方も覚えた方が得策だと考える

そこで出てくるのが「フロントドア・バックドア」のファーストムービング系の変化球。

右打者で例えるなら画像の

A「フロントドア」:死球かと思う軌道からストライクゾーンに向かう小さく動くボール。

B「バックドア」:ボールかと思ったらストライクゾーンに向かう小さく動くボール。

ストレートとさほど球速は変わらないし、小さく曲がる分ハッキリ捉えられないのが特徴で研究も難しい。

このボールで凡打を築き球数少なく試合の前半を終えて後半から直球中心のスタイルなどバリエーションも広がり疲労も少なく勝ちあがれる。

なぜこれが竹田に合うか

  1. コントロールがいいこと。
  2. ストレート系の球を得意としていること。
  3. 意外性。

3.の意外性が結構大切で、投げなそうだから効くと踏んでいる。

この冬でフロントドア、バックドアを覚えるかはあくまで予想というか、オススメだが、確実に球速、キレのアップだけでは勝ち上がれないのは確か。

プロ注目投手なだけに新しい進化を選抜のマウンドで見せてくれることを楽しみにしたい。

 

ポテンシャルと投球フォーム

MAX145km/h。スライダーカーブフォークを操る。

一つ上の学年にドラフト指名された現ヤクルトスワローズ寺島成輝、現JR東日本・山口裕次郎がいた為、登板機会の少ない2年間を送ったが、新チームからエースナンバーを背負った公式戦でいきなり全国制覇を成し遂げた右腕。

投球フォーム:両足をプレートの端に掛けベルトの位置にグラブを置きサイン交換を済ませ、スッと左足を引いて右足がプレートを掴む。一呼吸置いてから、グラブを胸元まで上げたところで右足を踏み替え左足が上がってくる。

膝がベルトより高い位置まで来たら右足を折りながら、左足、両腕も下げる。

ややクロス気味に上体を運び軸足に体重を残したまま左足が地面を掴む。グラブを抱え込み、一気に投球方向へ体重移動させ、下半身主導の回転と共に腰が下がる。

胸は張り、ユニフォームのロゴが全て見えるぐらい体は開いているがまだ手元が見えない。

上体の回転がほぼほぼ終わりを迎え、フォロースルーの体制に入ろうかというタイミングで、肩から指先までしなった右腕が真上から振り下ろされる。

最後の一押しで右足が強くプレートを蹴り上げボールに体重とスピンが掛る。

それでも上体は突っ込まずしっかりブレーキが効いている為、投球後もフォームは安定している。フォロースルーも柔らかく最後までキレイな投球フォームだ。

 

 

経歴

高校では1年秋からベンチ入りし、ショートでレギュラーを獲得。

2年春から投手として控えに回りベンチ入り。甲子園での登板はなかった。

同年秋からエースナンバーを背負い、主戦で活躍する。準優勝した府大会では、7試合に登板し37 2/3回、被安打36、奪三振17、失点14、防御率3.31の結果を残すも被安打、失点の多さが目立ち、打線に勝たせてもらっていた印象を受ける。

近畿大会は3試合で24回、被安打23、奪三振22、与四死球6、失点4、防御率1.50の成績で3試合すべて完投し、優勝。神宮大会に駒を進める。

続く神宮大会では4試合に登板。20 1/3回、被安打15、奪三振17、与四死球8、失点1、防御率0.45の好成績で全国制覇。と大会を追うごとに安定感が増していった。

大阪、近畿大会ではスライダー主体の投球内容だったが、インコースへの直球を投げるコツを掴んでからは全体の8割がストレート。お陰でスライダーも効果的に使うことが出来た。

大会ごとに成長し、全国有数の投手へ名を上げて選抜に挑む。

 

成績

’16年秋 大阪

7試合、37 2/3回、被安打36、奪三振17、失点14、防御率3.31

 

’16年秋 近畿

3試合、24回、被安打23、奪三振22、与四死球6、失点4、防御率1.50

 

’16年秋 神宮

4試合、20 1/3回、被安打15、奪三振17、与四死球8、失点1、防御率0.45

 

プロフィール

右投右打  身長182cm体重83kg

守備位置:投手

中学時代は大阪出身ながら奈良の生駒ボーイズに所属。3年時には3年連続となる全国大会に出場。第8回ジャイアンツカップにも出場している。

ジャイアンツカップでは2回戦で敗退。対戦相手は千葉の佐倉シニアで投手は東海大市原望洋のエース金久保優斗

 

 

 

 

 

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