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春季北海道大会地区予選

 

 

1回戦

円山で、円山が躍動した。札幌地区で、札幌月寒が7-2で札幌北を破り初戦を突破した。公式戦初登板の円山真悟投手が先発し、8回6安打無四球2失点(自責点0)に抑えた。円山がベンチ入りした1年秋から、チームの初戦は3季通じて全て円山球場。不思議な縁のあるエースが同名の球場で記念の1勝を挙げた。

札幌月寒の右腕、円山は先頭打者を3球三振に仕留め、リズムに乗った。3回までパーフェクト。最速130キロの直球を低めに集め、8回を2失点で切り抜けた。「緊張があったけど回りが声をかけてくれて助かった」。2回2アウト二、三塁のチャンスに三遊間を破る先制打を放ち、投打で活躍した。

 

同名のマウンドへ試行錯誤

同じ名前の円山球場のマウンドは、近いようで遠かった。ベンチ入りした1年秋以降、今大会まで5季連続で、公式戦全試合が円山開催だった。円山と円山の不思議な縁。過去4大会、練習試合で結果を出せず、公式戦登板のチャンスをもらえなかった。「制球が悪く自滅したり踏ん張りきれないことが多かった」と思い返した。

 

 

このオフ、試行錯誤を重ねた。ワインドアップ、下手気味のサイドスローなど、自分に合ったフォームを探し求めた。行き着いた先は「セットポジションからの上手投げクイックモーション」にたどり着いた。「しっくりきた。課題の制球が良くなった」と迎えた球春。昨秋の背番号「11」から「1」に昇格。ベンチ入りから公式戦10試合目。念願の円山のマウンドにたどり着いた。

 

飽くなき向上心と新たな縁

この日、4回に2失点しても気持ちを切らさず、無四球でゲームメイク。花田幹監督は「再上級生になりメンタルが成長した」と目を細める。合同練習した他校の選手から筋トレを学ぶなど貪欲な一面を持つ。次の相手は石狩翔陽。99年6月生まれの円山は「投球に満足していない。できることをやって次も勝ちたい」と意気込む。またまた不思議な縁?同校にとって、99年以来となる春の全道出場を狙う。