第89回選抜高校野球 速報

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第89回選抜注目選手

松本達也2年(まつもとりゅうや)

 

著作者: freedesignfile.com

 

無理して良い球を放るよりも楽にアウトカウントを重ねる投球が連覇への鍵

 

 

注目point

9回110球1時間20分の試合運び!

繊細な上半身使いで丁寧な投球フォームの松本だが、変化球を投げる際に回転を意識してか、左足を踏み込んでからストレートの時より上体が前に突っ込んでいる様に見える。バッターとしてはその分右腕が遅れて出てくる感覚があり、よりブレーキの効いた変化球になっているはずだ。

しかし、球種ごとにフォームにバラツキが出てくると当然コントロールもバラつく。コントロールがバラつけばどんなに良い球を放っても甘い所を叩かれやすくなる為、近畿大会準々決勝・大阪桐蔭戦で10被安打11奪三振の理由がよく分かる。

そして、無理に回転を意識し、上体を突っ込ませた腕の振りは肘に負担がかかる為これから先が心配だ。

 

身長180cm体重85kg、MAX146km/h。と体格、ポテンシャル共に恵まれたモノを持っているいる訳だからフル活用はせずにMAX146km/hを匂わせた80%程度の投球内容を目指した方が得策と考える。ツーシーム、カットボール等の動くボール主体で打たせて取る投球。球数も減り、試合時間も短くなる。正に連投にうってつけの投球スタイルだ。

松本竜也になぜこの投球が向いているか

  1. 下半身が硬い為、柔軟性のない豪腕は故障に繋がるし成長が頭打ちだから。
  2. 今ある武器を最大限生かす為
  3. そもそも繊細な投球が出来る要素を持っているから

球速が速い為150km/hオーバーの豪腕を目指したくなるのはよく分かるが、今の時代、高校生でも150km/hオーバーはゴロゴロいる。それを投げたからといって勝ちあがれる訳では無いし、必ずプロの道が拓ける訳では無い。

打てそうで打てない。

これが打者からしたら1番厄介で勝てる投手ではないだろうか。夏までには球速も150km/hを超えるであろうポテンシャルは持ち合わせている選手ではあるし、色々見ている中でも割と繊細な投球フォームをしている投手だと認識している。

選抜では豪腕から勝てる投手に変貌していると予想している為、丁寧で繊細な投球。9回110球1時間20分の試合運びに是非注目して頂きたい。

 

ポテンシャルと投球フォーム

MAX146km/h。スライダーカーブフォークを操る。重い直球を武器とする力投派。

投球フォーム:ベルトの位置にグラブを置きプレートに掛けていた右足を踏み替え、ゆっくりと左足とグラブを吊り上げる。左膝がベルトを越えた辺りで膝を軽く内側に入れつつ体重移動と同時に左足を投球方向へ運ぶ。腰を大きく落としはせず、やや狭目の歩幅で力強く左足が地面を掴む。

肩の開きはフラットで左腕も真っ直ぐキャッチャーを指している為、左肩の上下も無い。右腕は内回りの旋回でコンパクトに稼働。グラブを抱え込みながらやや高い位置でリリースする。

リリース直後に右足の蹴り上げが加わり最後の一押しを与える。

フォロースルーは柔らかく余計な力が入っていないのがよく分かる。左腕も体から逃げずに最後まで右腕を誘導するように上体の回転をサポートしている。

全体的な印象として、無理の無い投球フォーム。腰の位置は高いがガッチリとした下半身で強い上半身を支えれている為、角度の効いた軌道を生み出せている。割と上半身の使い方は丁寧で体格からはイメージし辛いが繊細なフォームだ。

 

 

経歴

高校では1年秋からベンチ入り。2年春夏両方の甲子園にベンチ入りするも登板機会がないまま新チームを迎える。

2年秋の新チームから背番号「1」を背負って県&近畿大会6試合に登板し、29 2/3回、被安打35、奪三振29、与四死球10、失点17、防御率3.64の成績で県大会優勝。近畿大会8強入りを果たし、今春の選抜出場をきめている。

近畿準々決勝・大阪桐蔭戦ではスーパー1年生根尾昂からのソロ被弾を含む10安打と打ち込まれるも11奪三振の力投で持ち味である直球の威力を発揮した。

 

成績

’16年秋 大阪&近畿

6試合、29 2/3回、被安打35、奪三振29、与四死球10、失点17、防御率3.64

 

プロフィール

右投右打  身長180cm体重85kg

守備位置:投手

小学1年時に軟式野球を始める。中学時は奈良の葛城ボーイズに所属。第45回日本青少年野球選手権大会では、決勝で生駒ボーイズに敗れ全国を逃す。この時の相手投手は履正社竹田祐である。

 

 

 

 

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