盛岡大付属
平松 竜也

 

画像引用元:高校野球ドットコム

 

持ち球

最速は145km/h。変化球はスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップを操る。

 

成績

16年秋

試合数4、19.2回、被安打15、奪三振18、与四死球7、失点5、防御率2.29

17年春

試合数1、6.2回、被安打6、奪三振6、与四死球2、失点2、防御率2.70

 

特徴

セットポジションからきれいに伸びた背筋のまま左足をゆっくり上げ、膝がベルトの位置を越えた辺りから、徐々に投球方向へ体重移動が始まる。

右膝を折りながら投球方向へと体は流れていき、グラブが肩のラインより上に上がったところで左足が着地。右足はプレートを蹴り上げ、ピンと張った胸と背筋が右腕を誘導するように旋回させ振り下ろす。フォロースルーも適度にあり、投げっぷりも悪くない。

 

 

プロフィール

身長183㎝ 体重86㎏ 50m6秒フラット 遠投105m。右/右

小学生から軟式野球を始め、中学時代は神奈川の瀬谷ボーイズで投手兼外野手。「投手では6番手ぐらいだった」。

高校では`16年夏の甲子園でベンチ外ながらチームに帯同してバッティングピッチャーとして1日300球程を投げ込み「インステップを意識してから指のかかりがよくなった」と『投げる』感覚を覚えた。

2年秋からベンチ入り。初先発の県準決勝・花巻東戦で8回2失点の好投を披露し、東北大会から主戦となり先発・リリーフで4試合に登板し東北大会準優勝に貢献し、昨夏の甲子園で躍動した左腕・三浦瑞樹を押しのけ、背番号『1』を獲得。

`17年春の選抜前に肩痛を発症し、甲子園での登板は1回戦・高岡商戦のみとなった。

 

伸び代

見た目の体格のバランスは非常によく下半身も安定している様に見える。トップを作ってからのタメや、胸・背筋の使い方が上手いからこその上体の安定感など、投手として可能性の高さを感じることの出来る右腕。

しかし、上半身と下半身の連動が上手くとれていないようにも見える。各々強い体を持っているせいか各パーツが勝手に働き一つの動作になっていない。

左足が地面を掴み、下半身のパワーで腰が回り、その遠心力に吊られてグラブが巻き込まれ、肩の回転から右腕が旋回し、体に巻き付くように右腕が振り下ろされ、そこに一押しを加えるように右足がプレートを蹴り上げると言った一連の動作にまだ固さがある。

左膝を降ろしながら重心を下げる際に股関節が固いのか、下半身のどっしり感とは裏腹に重心が下がり切らないところで左足が着地。同時に体は開き、右足もプレートから離れようとしている。それでも背筋は伸び、まだ右肘が開いていない。強い胸筋で右腕を振り下ろすことが出来ているため球に勢いがある。

下半身から来るパワーの伝達がなく、強い胸・背筋のみで右腕にパワーを伝える投球のため右肩への負担は相当なものと思う。下半身に吊られて上が動き、右腕がしなやかに振り下ろされる福岡大大濠・三浦の様な投球を目指せると肩への負担は減り、同じ球速でも威力は計り知れなく上がるだろう。