慶應義塾
正木智也

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プロフィール

高校通算41本塁打 身長181㎝ 体重80㎏
右/右

小学2年生から軟式野球を始め、中学時代は世田谷西シニアに所属。3年春に全国16強入りを経験。

高校では1年秋からベンチ入り。2年春から4番・レフトの座を掴んだ。同年夏の予選で打率.400、3本塁打、11打点の成績を残す。

準々決勝・東海大相模戦で、レフトスタンドへ2本のアーチを放ち5打点の大暴れ。続く準決勝 ・桐蔭戦では左中間スタンド上段への特大弾を放っている。

新チームからは4番・ライトに定着し、8年ぶりの神奈川県大会制覇に貢献し、関東大会1回戦・花咲徳栄戦でレフトスタンドへの特大弾を放つなど大舞台での強さを見せつけた。

 

 

特徴

やや狭めのオープンスタンスで左足のかかとを上げ、グリップは胸元に置きヘッドを立てて、両脇は絞めコンパクトに構える。

投球動作に合わせ左足を抱え込むようにベルトの位置まで上げ、グリップも中央に寄せて内側にパワーを集める。コースに合わせて左足を踏み込みながら、左肩が開かないように壁を作りつつ、右脇を開けるがヘッドの位置は変わらない。

右足に体重が乗ったままガッチリ地面を掴んだ両足を土台にして腰の回転を主導に、右膝を絞め、下半身からの回転で上半身が吊られて回りだし、開けた右脇を絞め耳後ろからコンパクトにヘッドを運び、体に巻き付くようなスイングでボールを捉える。

フォロースルーも最後まで右手は離さず最後の一押しを加える。フォロースルーに合わせて後ろに残しておいた体重をここでようやく左足に運ぶ。

 

ポテンシャル

体格に恵まれた正木はリーチの長さを上手く利用したスイングをしており、スラッガーならではの体重移動を用いた打撃フォームをしている。

最後の最後まで軸足に体重を残しフォロースルーに合わせて体重を送り込むスイングは高校生のパワーではそうそう出来るものではない。

ヘッドの軌道もとにかくコンパクトで無駄がない。上体を必要以上にねじったり、大きく開いたりなどの無駄な動きは一切なく、右肘の上げ下げぐらいで、トップが最短距離を通過し体に巻き付いてくるようなスイング軌道をしている。

上体がぶれない分ミート力は安定して高い。更に下半身、背筋の強さから打球が強く、速い。スイング軌道、体重移動はバリーボンズに似ているものがある。

スイングを見ている限りでは欠点は見当たらず、高校生の投手には難儀な打者と言わざる終えない。

唯一挙げる欠点とするならば全国などの注目度の高い大会での経験値の少なさ。やはり、観客などの数が増えて注目度が上がれば経験がないと中々実力を発揮するのは難しい。年々増える高校野球ファンが一番注目するこの夏に最大のパフォーマンスを発揮できるかが注目ポイントになりそうだ。