画像引用先:福島民友

 

日大東北新たな挑戦

 

 

敗者復活からの頂点へ

東北6県の先頭を切って、春季高校野球福島県大会が今日(5/12)に開幕する。昨秋、県準Vの日大東北は県中支部の初戦で敗れたが、敗者復活戦を勝ち抜いての出場。主力選手の離脱など逆境を跳ね返し、チームが結束。8日には抽選会が行われ、組み合わせが決定した。初戦となる14日の田村戦から一戦必勝で躍動する。

 

主力選手離脱とベンチ外の想い

昨秋とは違う道をたどった県大会出場も、日大東北・中村猛安感得は手応えを感じている。「負けられないと思いながら戦って、いい経験が出来た」。昨秋は県準優勝、東北大会ベスト8入り。だが、今春はそうはいかなかった。

昨秋のエース楡井龍之介投手、主軸の鈴木大資内野手ら、投打の軸が怪我などで欠場。支部初戦の2回戦で、田村に2-3と接戦を落とした。この敗北がチームの団結を深めることとなった。

田村戦翌日、3年生全員でミーティングを行った。県、東北と各大会に勝ち進めば、メンバー変更の機会があり、おのずと競争が活性化し、チームは成長する。だからこそ、支部予選で終わるわけにはいかない。ベンチ外の選手は「必死でサポートするからメンバーに入るチャンスをくれ」と涙ながらに訴えた。

熱い想いにベンチ入りメンバーも応えた。県大会出場がかかった1日の代表決定戦・郡山商戦で好投したのは、昨秋ベンチ外の右腕・生天目翼投手。冬場にサイドスローにスイッチし、7回を4安打無失点に押さえた。試合も10-0で8回コールド勝ちし、「自分のためじゃなく、チームのためと思って投げた」と胸を張った。

 

雪辱戦続く県大会

組み合わせの抽選の結果、1回戦は支部で敗れた田村と、勝てば2回戦は昨秋県決勝で敗れた聖光学院と当たることになった。雪辱戦が続くが、指揮官は「大会で選手は大きくなる。一戦一戦です」。悔しさを胸に成長したチームに楡井や鈴木が戻れば、更にチーム力は上がる。日大東北の春はこれからだ。

 

福島県大会展望

昨秋県優勝、東北4強の聖光学院が優勝候補筆頭だが、厳しい組み合わせとなった。準々決勝までに、昨秋準Vの日大東北、同3位で最速147キロ右腕の尾形崇斗擁する学法石川と当たる可能性が高く、気を抜けない戦いが続く。福島大会準優勝の昨夏から主戦の石井諒投手がいる光南、強打者の園部佳太内野手が打線を引っ張るいわき光洋も力はある。昨秋8強の小高工が小高商との合併により誕生した、小高産業技術にも注目が集まる。

 

 

福島県大会出場校と日程

 

1回戦

5月12日

あいづ球場

14:00 須賀川桐陽 対 福島成蹊

 

5月13日

あいづ球場

9:00 湯本 対 白河実

11:30 帝京安積 対 いわき光洋

14:00 福島商 対 福島東

 

ヨーク開成山スタジアム

10:00 会津農林 対 平工

12:30 光南 対 福島

 

5月14日

ヨーク開成山スタジアム

10:00 須賀川 対 喜多方

12:30 日大東北 対 田村

 

鶴沼球場

10:00 磐城 対 喜多方桐桜

12:30 東日大昌平 対 福島工

 

あいづ球場

10:00 学法石川 対 会津

12:30 郡山商 対 小高産業技術