二松学舎大付属
永井 敦士

 

画像引用元:高校野球ドットコム

 

特徴

高校通算47本塁打、50m5秒8

肩幅に足を広げ、やや内側に向いた膝を軽く曲げる。顔の高さにグリップは構え、軽く脇を絞める。

小さくグリップを回りながらタイミングを図り、右脇を開きながら、グリップの位置を下げ、軽く左足を上げてバッターボックスギリギリのラインに左足を踏み込む。

軸は体の真下で、左右どちらかの足を軸に回転をしている感じはなく、腰を中心に上半身だけが回転しているように見える。特に大きな体重移動は見られず、左足を上げる時も、踏み込むときもバランスは一定を保っている。

リーチが長いため無理に踏み込まなくても外の遠い球にもバットコントロールだけで対応が出来ている。

一見手打ちのようにも見えるがリーチの長さと十分なパワーを持ち合わせているため逆方向にも長打が打てる。

むしろ体重移動による左右前後の動きがない分、ミートに関しては相当な安定感がある。

 

成績

`15年秋

試合数5、16打数8安打、打率.500、二塁打2、本塁打1、打点3、三振1、四死球4、盗塁1、出塁率.600

`16年夏

試合数5、18打数10安打、打率.556、二塁打2、本塁打2、打点8

`16年秋

試合数2、6打数2安打、打率.333、二塁打2、打点1、三振1、四死球2、出塁率.500

 

 

プロフィール

身長178㎝ 体重88㎏ 右/右

中学時代は草加ボーイズに所属。日本代表として、中3夏の世界大会に出場した。

高校では1年秋から背番号7でベンチ入り。メンバー入りと同時に4番・レフトの座を掴む。決勝・関東一戦で3打数3安打、2長打、1ホーマーの大暴れで一躍注目を集める。

2年の夏には5,6,7番を務め18打数10安打、打率.566、2本塁打と成績を残し新チームからは4番に返り咲いたが、チームは2回戦敗退となっている。

 

伸び代

独特のフォームから、安定した打率を誇る永井。大きな癖があるわけではないが、どことなく今っぽさを感じない素朴なフォームが印象的である。

一見、体重移動が少なく、下半身を使わず上体だけの手打ちの様にも見えるが、構えの時点から内側にパワーを貯めている。体の中心を軸とした回転は、遠心力の働いたヘッドにプラスアルファーの内に貯めたパワーを乗せ駒のような回転で無駄のないスイングでボールをさばく。

体重移動が少ないことで頭は安定し、ボールの見極めが正確となっている。1年生の頃から大会ではかなり高い水準で安定した結果を残し、力みのないスイングから本塁打を量産してきた。

一風見慣れないフォームからバッテリーも攻め方に迷いが生まれそうだ。

いくら、見極めがしっかりしているとは言え、バッターボックス最前線に立つのはいかがなものか。大会での打率が.500を超えていることから修正をかける部分はないと言えるが、やはりバッターボックスの一番後ろに立ち、よりボールを選別することで更なる結果が生まれるのではないだろうか。

ポテンシャルの高さからフォーム改造からの大きな伸び代があるかは判断しかねるが、今よりボールを見るという部分では進化する箇所はまだあると感じる。立ち位置が下がることで、更に四死球は増え、じっくり待てることが増えて今以上に長打も増えそうだ。