第89回選抜高校野球 速報

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第89回選抜出場校

横浜(当落線上)

スター揃い横浜打線3年ぶりの選抜なるか

 

 

新・旧スーパー1年生か成した関東8強

今秋関東に出場した横浜は昨秋からの県内連勝記録を決勝の慶応戦に敗れ30でストップはしたものの関東で一勝を上げ8強入り。

スター揃いの横浜ナインから新スーパー1年生、旧スーパー1年生を紹介したい。

 

増田珠(旧スーパー1年生)

高校通算本塁打20本50m6秒1。2016年の夏から秋の公式戦で67打席連続無三振。強肩強打のプロ注目外野手。

振り切るスイングから左右に鋭い当たりを飛ばせる中距離砲で、逆方向にもライナー性の長打を打てるのが魅力。

U-15侍ジャパン代表で4番を務め、鳴り物入りで横浜の門を叩き1年春からベンチ入り。その年の夏から1番バッターとしてレギュラーを獲得。1年冬頃から怪我に悩まされるが2年夏から3番として復活。県決勝・慶応戦で2発、県合計3発の本塁打で甲子園出場に貢献する。甲子園では2試合に先発し打率.500、三塁打1本を放つなど大舞台での度胸もあり、経験値も充分。

新チームで迎えた秋季県大会では7試合に出場し、打率.444、二塁打1、三塁打1、本塁打2、打点8、四死球6、盗塁2、三振0。関東大会では2試合で打率.428、二塁打1、打点2、四死球2、盗塁1、三振0と常に高い水準で結果を出し続けている。

MAX140km/hの速球も兼ね備えリリーフ、ワンポイントでの登板もあり秋季決勝の慶応戦で2回を投げ、被安打2、奪三振4、四死球1、失点0と投手としても優れた才能を発揮する。

主にセンターを守る増田は両サイドの怪物1年生コンビを守備でもけん引する。

 

福永奨(旧スーパー1年生)

二塁送球2秒前後。試合前の練習から球場がどよめく程の強肩の持ち主。

U-15日本代表メンバーにも選ばれた逸材は、横浜高校でも1年春からベンチ入り。1年秋から正捕手としてマスクを被る。

卓越されたキャッチング、フィールディング、相手をあざむく頭脳はどれをとっても高校生の中でも頭一つ飛び出た存在。二盗の補殺を得意とし、抜群の強肩からベース上にしっかりコントロールされた送球が強み。

打撃の方は重心の低いフォームから振り切るスイングが特徴で、2年春の県予選、夏の県予選共に1本塁打を記録している。16年秋季関東大会では2試合で打率.111、4三振と振るわなかったが、大変守備面で力のある捕手として今後の成長が楽しみな選手。

 

万波中正(新スーパー1年生)

高校通算本塁打16本。50m6秒4。身長190cm体重92kgと高校生離れした超大型スラッガー。

中学時代110mハードルで都大会4位。砲丸投げで都大会優勝などそのポテンシャルの高さを如何なく発揮し、横浜高校入り。

1年春からベンチ入りし、夏の甲子園の土を踏むが出場はなかった。

秋季県大会では4番に座り7試合で打率.387、二塁打4、本塁打2、打点12、三振4と結果を残した。県大会3回戦で浜スタ電光掲示板下部にぶち当てるライナー性の135m特大弾で大きなインパクトを与えた。4番迎えた関東大会では打率.285、打点1、長打なしと全国との壁を体感した大会となった。

投手としても優れた素材の持ち主で1年生ながらMAX138km/hを計測。まだまだ荒削りな為不安定さが残るがこれからが楽しみな存在。

 

長南有航(新スーパー1年生)

1年春からスタメンとして起用され、デビュー戦の春季大会相洋戦で2打席目にホームランを放つなど鮮烈なデビューとなった。フルスイングが信条で、一本足を上げたフォームから放たれる豪快なスイングが特徴。

16年夏の甲子園にベンチ入りはしたが、出場機会はなかった。新チームでは主に1番レフトでの出場機会が多い。

関東大会では打率.166とこちらも全国との壁を感じる大会であったが180cm81kgと体格にも恵まれた大型選手なだけにこれからに期待したい。

 

3年ぶりの選抜はやや劣勢か

選抜出場15回。ベスト8 1回。準優勝1回。優勝3回。

選手権大会出場16回。ベスト8 4回。優勝2回。

関東でも有数の超名門は関東中心に全国から選手が集まる強豪校。16年もエース藤平尚真が楽天にドラ1指名されるなど数々プロ野球選手を輩出している。

そんな横浜は2014年以来3年ぶりの選抜を狙うが、関東ではベスト8で当落線上に4校がひしめく中、神奈川1位の慶応もいる為、関東・東京5+1の+1にはいささか部が悪いと見える。

今回の横浜は増田、福永、万波、長南以外にも

セカンド斎藤大輝

ショート渡辺翔

控えの角田康生

など計7名の旧メンバーが降りてきている。

関東大会でもチーム打率.301出塁率.405本塁打2本など経験値を存分に生かした結果も残している。

面白いメンバーが揃っているだけに選抜で横浜が見れないとなると少し物足りなさも感じる。

 

充実した打線と課題の投手力

充分過ぎると言っていいほどスター揃いの横浜打線だが、打線が良すぎるだけに投手力の課題が浮き彫りとなった。

新チームで背番号1を背負うのは1年生サウスポー板川佳矢125km/h前後の直球と、スライダー、カーブを操る技巧派。

他にも万波、増田などがマウンドに上がるが彼らはやはり打者としての才覚が上ではないだろうか。一線級の投手としては少し疑問を感じる。

球質、キレで勝負できる板川が投手らしい投手と言えるが横浜のエースとしてはパンチが足りない。正直球速120km/h中盤のサウスポーなど数字だけ見れば並の投手だが、それでも全国で活躍する打者たちが簡単には打てないわけだから目では見えない素質があるものと思う。

しかし、名門横浜に置いて期待が大きすぎるのは私だけだろうか。もちろんこの冬で大化けする可能性も大いに秘めてはいるわけだから横浜高校の背番号1を納得できる左腕に成長することを大いに願う。

横浜高校への選抜への吉報は横浜高校ファン、高校野球ファンの願いでもあると思う。吉報があった際には是非春の甲子園で躍動できるように新たな進化をした横浜高校を見せて欲しい。

 

戦績

関東大会

準々決勝

健大高崎

健大高崎:伊藤、向井-大柿

横浜:板川、増田-福永

▽本塁打 斉藤(横)、市村(横)

▽三塁打 安里(健)

▽二塁打 小野寺(健)、増田(横)

▽ 失策 湯浅(健)、渡辺(横)、市村(横)

▽ 暴投 伊藤(健)

▽ボーク 板川(横)

 

1回戦

浦和学院

横浜:板川-福永

浦和学院:佐野、渡辺、清水-秋山

▽本塁打 蛭間(浦)

▽二塁打 斎藤(横)、市村(横)、森川2(浦)

▽盗塁 増田(横)、万波(横)

▽ 暴投 佐野2(浦)

▽捕逸 秋山(浦)

 

メンバー

背番号名前学年投/打
1板川 佳矢左/左
2福永 奨右/右
3市村 拓己右/右
4斉藤 大輝右/右
5山崎 拳澄右/右
6渡辺 翔右/左
7長南 有航右/左
8増田 珠右/右
9万波 中正右/右
10樋口 太郎左/左
11岩鼻 勇輝左/左
12辻村 裕紀
右/右
13角田 康生右/右
14武川 康大右/右
15遠藤 圭吾右/左
16杉本 龍右/左
17早川 諄右/左
18金子 翔太右/右
記録員池田 凱哉

 

 

 

 

第89回選抜高校野球 速報

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参考書籍:ホームラン センバツ 2017