ここまでの流れ

第91回 決勝 中京大中京VS日本文理 残り6点

 

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4-10

大きい、大きい6点を背負って日本文理9回最後の攻撃。

中京大中京最終回のマウンドは、エース堂林。中盤は2年生森本にマウンドを託すも、最後は背番号1。堂林が締めに行く。先発した堂林は5回、66球、打者21名、失点2、被安打6、被本塁打1、奪三振5、四死球1。

 

 

 

 

エース堂林最後マウンドへ

9回表

 

最終回日本文理の攻撃は8番若林、1安打2三振。カウント1-2、外角低めスライダー、手が出ない!見逃し三振。わかっていても打てないコース。今日一番のアウトローで1アウト。

9番中村、今日1安打1打点。カウント1-0。2球目内角ストレート、ショートへ強いゴロ。山中ファンブルするもすぐに拾って一塁へ。2アウト。

あと一人。

あと一人でv7達成。

 

19分間の始まり

 

打席には5順目1番切手、今日ノーヒット。フルカウントから6球目外角スライダー、見極めてボール。フォアボール。2アウトからランナーを出す。

 

2アウトランナー1塁。

 

バッターは今日3安打1打点1ホーマー、大当たりの2番高橋隼之介。外角で組み立ててカウント1-2。4球目低めのスライダー1バウンドキャッチャー掴みきれずこぼしている間に一塁ランナー切手は二塁へ。追い詰められた表情の堂林。まるで6点差あるとは思えない。

カウント2-2から5球目甘く入ったスライダー、打った!レフト線、ポール際、ファール!あわやホームランかと言う当たり。9回6点差でもスイングは衰えない高橋。

粘ってフルカウントから内角ストレート、鋭い当たりは左中間、、、破ったぁ!打球はフェンスへ転々と転がる。二塁ランナー帰って5-10。打った高橋は二塁へ。まだ諦めない。ファールで粘って、粘ってタイムリーヒット!

5点差!

ランナー残してクリーンナップ、3番武石。この打席もファールで粘ってカウント2-2からの7球目内角スライダー打った!ライト線速いライナー!柴田の横を抜けて一気にフェンスへ。二塁ランナー帰って6-10!打った武石は外野がクッションボールを処理している間に三塁へ。3ベースヒット!

4点差!

まだ終わらない。まだ終わらない!9回2アウト2ストライクから粘りの攻撃。

沸き上がる、

沸き上がる甲子園球場。

中京大中京タイムを取りたい所だが3回使い切っている。

 

2アウトランナー3塁。

 

4番吉田、今日は1安打。2球目内角ストレート、打ち上げてサードファールフライ。捕るのはサードか、キャッチャーか、捕れない!落球!何だ!どーした!アウト1つが捕れない中京大中京!まだ日本文理の夏は終わらない!

3球目はすっぽ抜けでデットボール。

 

2アウトランナー1,3塁。

そして、中京大中京はピッチャー交代。ファーストにいた森本が、マウンドへ。堂林はライトへ。ライトの柴田はファーストへ。

堂林はあと1つのアウトが捕れずにマウンドを降りる。

森本は3回 48球 失点2 打者13名 被安打4 被本塁打0   奪三振 1 四死球0。

5番高橋義人、きょう3安打1打点。初球のストレートだけファールにして5球目まで振らずにフルカウント。ここから2球ファールて粘って8球目内角ストレート141km/h外れてフォアボール。

まだ終わらない。一発同点の場面が出来た。

 

2アウトフルベース。

 

6番ピッチャー伊藤。2球目内外と、外れて2-0。

今度完全に甲子園の大歓声を味方に付けている日本文理。伊藤コールの大合唱!

3球目内角136km/hストレート、振り抜いて三遊間、破った!速いゴロはレフト前!また繋いだ!1人ホームイン。外野からボールは帰ってくる。2人目もタッチは、、、セーフ!ホームイン!

繋いだ、繋いだ!日本文理の夏はまだ終わらない!

8-10

6点差が2点差

 

2アウトランナー1,2塁。

 

7番矢口に代わって代打石塚。内角スライダー初球打ち!鋭い当たりはレフト前!レフト前進。しかしこれをファンブル!二塁ランナー三塁回った!帰ってきた!

1点差!

9-10

日本文理いよいよ1点差!

2アウトランナーなし。切手のフォアボールから始まった5得点。

 

2アウトランナー1,3塁。

 

8番若林、9回2度目の打席。初球低めのストレート外れてボール。2球目内角ストレート、打った!快音残して、、、

 

サードライナー!サードライナーで試合終了!9回2アウトから実に19分。長い長い9回の驚異的な粘りも後1点及ばず。2時間30分、15:31試合終了。

壮絶な決勝戦。

中京大中京、43年振りの全国制覇。

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整列の挨拶の後エース同士が健闘を讃え合う。

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あとがき

試合終了のサイレンと共に拍手に包まれたフィールドには、喜ぶよりもまず安堵する中京大中京ナインと、頂点に届かずとも笑顔の日本文理ナイン。

優勝が決まった場面としとは、過去のどの年とも似ていなかった。濃密で崇高なファイナルゲームは言ってみれば両校を勝者とし、敗者と呼ぶべきチームを生み出さなかった。