ここまでの流れ

第98回 1回戦 出雲VS智辯学園 王者の洗礼

 

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守備のリズムが出来始めてきた両チーム。2-0と春の覇者智辯学園がリードの展開でゲームは3回に入る。

 

 

2アウトからの得点

3回表

 

智辯学園の攻撃は9番中村から。1-0から2球目内角スライダー打ちにいって詰まった当たりはショートゴロ、都田、前進して軽やかにさばいて一塁へ。1アウト。

打順は2順目に入って1番納。2球変化球見送って1-1。3球目外角のスライダーすくい上げて外野に運ぶがこれはセンター守備範囲。橋本掴んで2アウト。

いいリズムでアウトを重ねる。原。

2番青木。3球外続けて1-2。最後は内角131km/hストレート、打ち上げて打ち取った当たり。これをセカンド追って、センターは前進。ボールはその間に落ちてポテンヒット。2アウトからのランナー。

 

2アウトランナー1塁。

 

ここで全打席先制ホームランの3番太田。しかし原はここも強気に内角直球から組み立てる。内角ストレート中心にカウント2-2。1球変化球挟んで6球目外角ストレートを捕らえられて一、二塁間強い打球が抜けていく!

一塁ランナー三塁狙う!ボールは内野に帰ってくるだけ。太田は2打数2安打。

 

2アウトランナー1,3塁。

ここで出雲初めてのタイム。キャプテン吾郷が伝令に向かう。

 

ゲーム再開して4番福元。外2球スライダー続けて2-0。3球目内角135km/hストレート、これを捕らえて右中間へ大きい当たり!ライトが追ってセンターバックアップへ。打球はライト新宮の前に落ちる!三塁ランナーはホーム生還!

3-0

2アウトから作ったチャンスをしっかり活かした智辯学園!

 

2アウトランナー1,3塁。

 

ここで出雲はピッチャー交代。

ファーストのサウスポー加藤がピッチャーへ。ピッチャーの原がファーストへ。

地方大会を勝ち上がってきた継投で加藤に後を託す。

尚もチャンスで5番髙橋、全打席セカンドライナー。1-1からの3球目内角スライダー、ピッチャー返し!一度ファンブルするも拾い直して一塁へ!3アウト!

継投策成功した出雲。加藤がしっかり抑えてこの回1失点。

 

甲子園初得点

3回裏

 

ピンチを抑えて勢いに乗りたい出雲はマウンドを譲った7番原から。スピードボールで組み立てて1-2。外のスライダー釣り球にはよく堪えて2-2。6球目内角140km/h快速球!原、低目を上手く打ってショート中村の横!抜けてセンター前ヒット!

ピンチを切り抜けた後に直様チャンスを作る。

 

0アウトランナー1塁。

 

8番水滝、バントの構え。初球外角ストレートを一塁方向へ送りバント。これを村上が処理して一塁へ。送りバント成功。

 

1アウトランナー2塁。

 

得点圏にランナー置いて9番都田。この局面に村上は力勝負。140km/h越えのストレートで押し続けてカウント2-2からの6球目、外角チェンジアップ振らされて空振り三振!2アウト。

 

2アウトランナー2塁。

 

打順は2順目、1番橋本。初球外角ストレート140km/h見送ってストライク!2球目同じコースへ142km/hストレート、快音残してレフトへ大飛球が上がる!納構えるが風に押される。

レフト頭上、越えた!打球は1バウンドしてフェンスへ!

二塁ランナー三塁キャンパス蹴ってホームに帰ってくる!打った橋本は二塁へ!

3-1

春の王者智辯に1点返した出雲!

 

2アウトランナー2塁。

 

2番森本。ここもストレート中心に追い込む村上。0-2から最後は外角のチェンジアップでタイミング外して空振り三振。3アウト。

要所を抑えてビックイニングにはしない村上。これが経験値。春の王者に隙はない。

 

強気の内角攻め

4回表

 

2点先攻している智辯学園は6番村上から。サウスポー加藤も強気の投球。智辯学園臆せず内角にどんどん投げ込む。カウント3-2から6球目内角スライダー、ライトへ大きい当たり!風に押されて伸びる!しかし、フェンス手前で失速。新宮しっかり掴んで1アウト。

7番大橋、コーナーを丁寧に突いてフルカウントまで組み立てる。7球目やや中に寄ったスライダー右中間へ大きい当たり。センター追う!1バウンド、ヒットになる。水滝内野へ返す間に大橋は二塁へ!2ベースヒット!

 

1アウトランナー2塁。

 

またしてもチャンスを作った智辯学園。伝統ジョックロックが鳴り響く。

8番岡澤、立て続けに3つ外れて3-0。4点目を与えたくない出雲は外野を前進守備。4球目内角122km/hストレート、打ち上げた!これはサードファールフライ!2年生森本が掴んで2アウト。

 

2アウトランナー2塁。

 

鳴り続けるジョックロック。

9番中村、ここもかなり大胆な外野の前進守備。カウント1-1から3球目外角ストレート、ライトへ強い当たり!新宮の前で1バウンド!

外野の守備が浅い為に二塁ランナーは三塁ストップ。ホームは狙えない。

前進守備、功を奏して1点を守る。

 

2アウトランナー1,3塁。

 

ここで出雲2回目の伝令。

更に高鳴るジョックロック。

内野陣、各守備位置へ。センター橋本は右中間寄りの守備陣形。左中間が広く空く形。

打席には当たっている1番納。変化球中心攻めるもここはフォアボール。

 

2アウトフルベース。

 

更に広がるピンチ。

2番青木。これだけのピンチでも怯まない加藤。いきなり内角攻め2球で追い込む。カウント1-2からの5球目。強気の内角126km/hストレート、詰まってボテボテの当たり。ショート都田前進!素早く処理して一塁へ!アウト!

満塁のピンチ凌いだ加藤!強気の内角攻め!

 

尻上がりの村上

4回裏

 

何度もピンチを凌ぎ、追加点の欲しい出雲高校。この回はクリーンナップから。

前打席ライト前ヒットの3番新宮。村上は新宮に対して3球勝負。最後は内角140km/hのストレートでセカンドゴロ。1アウト。

4番林。一変して変化球をコーナーに突いて2-2。5球目内角のスライダー打たされてセカンドゴロ。2アウト。

5番加藤にはストレート勝負。外角ストレート2球で追い込んで最後も外角141km/h快速球で空振り三振!3アウト。

三者凡退。圧巻のピッチング!

点差以上に実力の差を感じさせる試合展開。出雲加藤の強気で丁寧なピッチングも春の覇者の前では長持ちは厳しい。一方智辯村上は尻上がりに調子を上げ、ストレートも走り出す。試合は中盤へ。