横浜
増田 珠

画像引用元:高校野球ドットコム

 

特徴

肩幅とほぼ同じスタンスで、両足にバランスよく重心を預け、軽く膝を曲げてゆったりと構える。グリップは体から離し胸の前辺りでヘッドを立てる。

軽く揺れるように投手とタイミングを図り、投球動作に合わせ右足に体重を預けるように体重移動を行いながら左足を軽く浮かせ後ろへ引く。グリップも右肩前まで引き寄せ脇を絞めてタメをつくる。

後方に体重、グリップを残したままボールへと左足から向かっていく。脇は開き、重心を前へと向かわせながら左足着地後、充分にボールを引き寄せ、鋭い腰の回転と共に一気に体重移動を行いながら脇を絞め、ボールに対し平行にヘッドが出てくる。

ボールを捉えた両腕は伸びきったまま体の回転と共に大きくフォロースルーへと移行し、余すところなくボールへパワーを伝えきる。

 

 

プロフィール

高校通算本塁打28本 50m6秒1 遠投100m 身長180㎝ 体重81㎏

2016年の夏から秋の公式戦で67打席連続無三振。強肩強打のプロ注目の外野手。

振り切るスイングから左右に鋭い当たりを飛ばせる中距離砲で、逆方向にもライナー性の長打を打てるのが魅力。

U-15侍ジャパン代表で4番を務め、鳴り物入りで横浜の門を叩き1年春からベンチ入り。その年の夏から1番バッターとしてレギュラーを獲得。1年冬頃から怪我に悩まされるが2年夏から3番として復活。県決勝・慶応戦で2発、県合計3発の本塁打で甲子園出場に貢献する。甲子園では2試合に先発し打率.500、三塁打1本を放つなど大舞台での度胸もあり、経験値も充分。

新チームで迎えた秋季県大会では7試合に出場し、打率.444、二塁打1、三塁打1、本塁打2、打点8、四死球6、盗塁2、三振0。関東大会では2試合で打率.428、二塁打1、打点2、四死球2、盗塁1、三振0と常に高い水準で結果を出し続けている。

`17年春(公式戦)10試合、26打数15安打、打点12、三振1、四死球21、打率.577、出塁率.766

二塁打1、三塁打2、本塁打2の成績を残した。

MAX140km/hの速球も兼ね備えリリーフ、ワンポイントでの登板もあり秋季決勝の慶応戦で2回を投げ、被安打2、奪三振4、四死球1、失点0と投手としても優れた才能を発揮する。

主にセンターを守る増田は両サイドの怪物1年生コンビを守備でもけん引する。

 

伸び代

ボディバランス、打撃フォーム共に優れた好打者。異常なまでの三振の少なさ、四死球の多さは高校球界切っての選球眼の持ち主。これを支えているのは勿論、スイングピードの速さである。

冷静な判断力が高い上にスイングが速いため、ギリギリまでボールを見極められる。甘い球は見逃さずフルスイング、際どいコースはファールで逃げる。投手が根負けして四死球を与えるパターンをどの投手に対しても当てはめられる増田の雰囲気もまた独特なのだろう。

大きな欠点が見当たらない増田の完成度は高く、残す大会では全てをぶつけるのみ。春からこの夏までにスイングスピードが更に上がっているとすれば最早どの投手も手はつけられない。早実・清宮 、履正社・安田に並ぶ超注目選手の一人。