明徳義塾
西浦颯大

出典:freedesignfile.com

 

2年連続17回目の選抜出場を決めた高知・明徳義塾の主砲・西浦颯大をご紹介。

 

 

ポテンシャルと特徴

高校通算本塁打23本50m5秒9遠投110mの才能溢れる名門の4番。

特徴:スクエアスタンスで構え、トップをしっかり取ってから、やや早めの始動で投手とシンクロする。重心は低くすり足でタメを作り軸足に体重を残したまま駒のような回転でフルスイング。

内外角、共に軸足を起点に回転でスイングする為、ヘッドが体に巻き付いてくるような印象。スイングの軌道からボールを線で捉えることが出来るので大きな打ち損じが少ない。

また、下半身を軸とした打撃フォームのお陰で反対方向にも非常に強い打球が飛ばせる。

 

経歴

入学当初から非凡な才能を買われ1年生春からベンチ入り。夏から秋にかけて低迷が続き甲子園メンバーからは外される。

新チームになっても調子は上がらず、見かねた馬淵史郎監督から『すり足』での打撃フォームを提案される。中学時代からパワーヒッターだった西浦は右足を大きく上げるフォームだった為高校では内野フライが続いていた。

『すり足』はハマり開花。’15年秋季四国大会準々決勝新田戦でライト芝生席に突き刺さる弾丸ライナーのホームランを放ち復調していく。1年生秋を終えて高校通算本塁打10本、公式戦1本と2年春の選抜に大きな自信をつけた。

迎えた’16年選抜は龍谷大平安に初戦敗退を喫するも迎えた選手権大会では3回戦の沖縄・嘉手納戦で6回0アウトフルベースから右中間スタンドに運ぶグランドスラムを放ち13-5と快勝。全国ベスト4までの原動力となった。

 

 

成績

’15年秋(1年)7試合 打率.240 出塁率.367 本塁打1

’16年春夏合わせた甲子園(2年)5試合 打率.389 出塁率.522 本塁打1

’16年秋季四国大会(新チーム)4試合 打率.187 出塁率.380 本塁打1

`17年春選抜大会(3年) 1試合 5打数2安打、打率.400 出塁率.400 本塁打0

 

注目point

西浦の最大の魅力は逆方向への強い打球。速球、変化球に関わらず上体が泳いだり、外の球を無理に踏み込んだりはせず早めの始動からじっくりタメを作ってボールの軌道にヘッドを乗せ、軸の回転で打球を運ぶ粘りのある打撃フォーム。

スイングスピードが非常に速いので豪快にも感じるが割と繊細な打撃を心がけて見て取れるところに注目してほしい。

また、2年時は外野からファーストにコンバートされての起用だったがエラーもなく、そつなくこなす辺りの野球センスにも魅力を感じる。新チームからは外野に戻っていたが、選抜ではどちらの起用になるのかこの辺も楽しみの一つだ。

ファーストで先発し、ランナー2,3塁のピンチだけ強肩を生かす為に外野への守備変更なども考えられる。走攻守全てにおいて楽しませてくれる選手である。

 

プロフィール

右投左打  身長177cm体重70kg

守備位置   右翼手・一塁手

中学通算本塁打32本。熊本北リトルシニア出身。2014年第2回IBAF15U野球ワールドカップ侍ジャパン代表。9試合に出場し、打率.419 出塁率.500本塁打1本。 同じ侍ジャパンに横浜高校の増田珠がいる。