神戸国際大付属
猪田和希

著作者: freedesignfile.com

 

近畿準V捕手、強肩強打の猪田和希が持つ新たな魅力とは?

 

 

ポテンシャルと特徴

遠投110m。50m6秒7。強肩強打のプロ注目捕手。

特徴:打席に入ると右手で右足の付け根をポンポンと叩く、これで軸足に体重が乗っていることを確認。ドッシリと下に重心をかけてやや広めのスタンスで構える。ヘッドを立てて背中をトントンと叩く、立ててトントンと叩くを繰り返しながら投手と呼吸を合わせ、投手の始動に合わせてヘッドを起こしグッと内にパワーを溜める。

やや遅めの始動で投手の前足が地面につく直前にステップを小さく踏む、じっくり引きつけてから最短距離でヘッドを出していく。コースに合わせて体重移動を変化させるため、内は軸足に体重を残して、外は前に押っ付けるように体重を乗せるためどのコースでも広角に強い打球が打てる。

特別強引なフルスイングと言うよりは的確なパワーを調整して打ち分けているように見える。

また、2年夏まで外野でレギュラーだったが、強肩を買われ今秋から捕手へ転向。コンバートから2ヶ月足らずで迎えた秋季大会地区予選で何度もけん制補殺でピンチを救うなど、モノの違いを見せつける。現状の仕上がりと、これからの伸び代への期待からプロ注目の捕手である。

 

経歴

2年夏からレギュラーの座を掴み背番号「20」全5試合に全て4番外野手として出場し、20打数6安打。打率.300の結果を残す。

遠投100mの強肩を買われて2年秋から捕手へコンバート。神戸地区予選3試合で2本のアーチを描く。守ってもけん制補殺で何度もピンチを救い、強肩強打をプロ4球団にアピールした。

 

 

成績

近畿大会

4試合、13打数7安打、打率.538、四死球5、出塁率,722、打点6、三振0、本塁打2、二塁打2

`17年春(甲子園)

3打数0安打、四死球1

 

注目point

最も注目すべきは巧みな配球!

捕手に転向してから2ヶ月余りでの近畿大会決勝で経験値の低さが全面的に露呈された。エース左腕・黒田倭人で準決勝まで勝ち上がってきた分、黒田との相性は良しとしても、決勝・履正社戦で登板した岡野佑大とはバッテリーミスが多く、特に岡野の武器であるスライダーに猪田が対応できなかった。

この冬で近畿大会の反省点は克服しつつ、更に猪田の武器である『探究心とこだわり』がその経験値不足を解消し2投手を甲子園のマウンドで躍進させるだろうと予想できる。

と言うのも自己管理に余念のない猪田は、入浴後は毎日ストレッチを欠かさず、食事のバランスにも気をつけタンパク質が採れる献立やビタミンを取るために練習後は必ずオレンジジュースを飲むなど、日常生活から常に考えて行動するその姿勢と探究心の高さは捕手としてかなりハイレベルの素質を備えている。

持ち前の高い素質が開花した秋に見つかった課題をクリア+αの部分として配球、対応力といったところに注目していきたい。

全国大会ともなれば相手の弱い部分を突いて戦うのが常。経験値の少ない捕手を攻めてくることは容易に想像はつく。そんなとこも理解した上で春に向けての冬を過ごしているのではないか?と勝手ながら想像させてくれるのも猪田の魅力かもしれない。

選抜初戦から攻守共に猪田からは目が離せなそうだ。

 

プロフィール

右投右打  身長181cm体重78kg

守備位置:捕手

小学生から野球を始め、中学時代は兵庫伊丹ヤングで4番投手を務める。3年夏のジャイアンツカップで左越え2ランを記録した。