鶴岡東
吉住 晴斗


画像引用元:山形新聞

 

持ち球

最速148キロの直球とスライダーとカーブ、チェンジアップを操る右腕。

 

成績

`16年夏

試合数1、1回、被安打0、奪三振0、与四死球0、防御率0.00

`16年秋

試合数6、26-2/3/回、被安打9、奪三振18、与四死球2、失点3、防御率1.01

 

特徴

セットポジションから、左膝を胸元まで高く上げ、スッと左足を降ろすと同時に顔の位置で構えていたグラブも同時に降ろす。グラブをややクロス気味に運び肩の開きを押さえている。右膝を折り重心を下げながら左足も投球方向へ運ぶ。まだこの時点では右足にしっかり体重が残っている。

左足が地面を掴むとクロス気味に出ていたグラブを一気に胸に抱え込み、胸、背筋の張った上半身の回転と共に右腕がスリークォーターの位置から出てくる。

リリースとほぼ同じタイミングで右足がプレートを蹴り上げ球に体重を乗せる。顔はミットから離さずコントロールに気を配る様子も見てとれる。

 

プロフィール

身長185㎝ 体重85㎏  右/右

中学時代は軟式野球部に所属。

高校では1年秋から控え投手としてベンチ入り。2年夏に背番号11を背負い2年連続県制覇を達成。

この時最速は145キロを計測している。

続く甲子園ではいなべ総合戦に登板し甲子園のマウンドを経験した。新チームからは背番号10で県大会3位、東北大会2回戦まで進出の成績を収めた。

 

 

伸び代

目指すは山口翔から三浦銀二へタイプ移行

タイプ的には熊本工・山口翔に近いタイプ。球足は早いが豪腕と言った力任せの感じはないし、上半身の力強さと背筋の使い方が上手い。割りとメリハリの効いた投球フォームで体重移動が的確である様に見える。

しかし、制球力に難を抱える点は山口とも同じで、頭をブラさないでしっかりミットにコントロールしようとする姿勢は伺えるが、いまいち成果は上がっていないようだ。

原因は、まず下半身の不安定さとリリース時のバラ付きにある。

重心を下げながら左足を投球方向へと運ぶ時に左足が地面を掴むまで右足に体重が残っているところまではいいが、左足が地面を掴むと一気に体重移動を前に運ぼうとするため腰より先に胸が回転すると同時に反動が強すぎるのか、下げていた腰の位置が少し上に浮くような動作がある。

更にリリース時に力をボールへ伝えようとし過ぎるせいか右足の蹴り上げがリリースとほぼ同じな為、そのまま力みが加わりスムーズな動作にならず硬い動きが右腕に伝わり、フォロースルーも振りきれず投げきった辺りで止まる感じがある。

イメージとして、福岡大大濠・三浦の様な柔らかい投球フォームを身に付けられると148キロと言う快速球に切れが増す上にコントロールも無理なく正確になる。

全体の硬さとメリハリのある体重移動にスムーズさとゆとりが生まれれば、ある程度高いレベルでもストレート一本でもなかなか打たれる投手ではなくなるだろう。