第89回選抜高校野球 速報

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大会9日目・3月27日

 

 

大会9日目・第3試合を地方大会の成績と共に徹底予想

 

 

仙台育英(宮城)対 秀岳館(熊本)

 

勝敗予想

2試合投げて1失点と好投の続く長谷川、打線も2試合で8得点とまずまずの試合が続く仙台育英。準々決勝の相手は今大会優勝候補の猛打秀岳館。対する秀岳館は2試合終わって10得点とこちらもまずまずの打線。二枚看板の投手陣はお互いをカバーしあいつつゲームをつくってきた。

注目左腕同士の一戦。

まず秀岳館のマウンドには2回戦で好救援した川端が先発。この日も好調の川端は初回から自己最速の147km/hを初回からマーク。どぎつい内角球を武器に三振の山を築く。

一方、仙台育英マウンドは長谷川。安定感の増してきた長谷川は低めに集めて外野まで飛ばさない投球を続ける。

ゲームが動いたのは6回、秀岳館、先頭の竹輪の内野安打を皮切りに田浦の送りバント、木本の三遊間への内野安打で1アウト1,3塁とする。4番広部のレフトへの犠牲フライで3塁ランナーはタッチアップ。秀岳館が1点先制。2アウトランナー1塁から、5番吉安の右中間を破るタイムリー2ベースが生まれ2-0。尚も6番幸地がレフト前へ運び2アウトランナー1,3塁、続く山下が1,2塁間を破るタイムリーで3-0。ここで仙台育英は投手交代。佐川にスイッチ。

後続を打ち取りゲームを立て直す。

3点差で迎えた8回。秀岳館マウンドはこの回から田浦。先頭の2番斎藤に初アーチが飛び出し3-1。後続も続き1点追加し3-2。

更に9回。6番鈴木は四球を選び、7番前田がバスターエンドランを決めて0アウトランナー1,3塁。8番小川にライトオーバーの3ベースヒットも生まれ逆転。4-3。

9回裏のマウンドには西巻が上がり三者凡退でゲームセット。

4-3で仙台育英の勝利。

 

チームデータ仙台育英

3-1:福井工大福井、5-0:札幌第一

 

注目選手

西巻賢二

MAX139km/h。遠投115m。50m6秒1。

守備力に定評のある強肩ショート、広角に打ち分けられるリードオフマン、リリーフとしてもチームに貢献する走攻守、三拍子揃ったキャプテン。

走塁もプロ注目の西巻は1塁到達タイムが右打席から4.1秒前後で走り抜ける。左打席に置き換えると3.85秒前後。現 MLBマーリンズのイチロー選手で3.75秒、現楽天イーグルス松井稼頭央選手で3.8秒と高校生ながらプロの中でもトップクラスのタイムを誇る。

長谷川 拓帆

MAX143km/h。スライダー、カーブ、スプリット、チェンジアップと多彩な変化球も操る力投型のスリークォーター。

2年春からベンチ入り。新チームの秋季大会から背番号「10」を背負い4試合に登板し、2完封を含む24回無失点、28Kの貢献で5連覇を達成する。

東北大会から背番号「1」としてチームをけん引。4試合に登板し、1完封を含む31回失点3、 24三振、防御率0.87で東北大会優勝。

神宮大会では初戦・履正社に6回3失点とノックアウトされるが、特に警戒していた安田尚憲に対し、第一打席に全て内角攻めの四球で餌をまき、第二打席は外のスライダーで三振。第三打席も内角をうまく使ってセカンドゴロ。2打数0安打1三振と全く仕事をさせなかった。

特徴

昨夏の甲子園準優勝メンバーである平沢や佐藤世那(元オリックス)のようなスター選手はいない。だが西巻を中心とした総合力は今秋、県大会から東北大会にかけて一気に高まった。打線は、西巻や好打者の3番 佐川光明を中心にそつなく得点する。投げては、東北大会4試合全てで先発(うち2試合完投)した左腕の長谷川拓帆がエースとして君臨。投打にバランスのとれたチームは来春、東北王者として聖地に立つ。

 

総合20位

打率.272(23位)、出塁率.322(26位)、盗塁率8.93%(11位)、防御率2.600(11位)、平均得点4.60(21位)

 

 

チームデータ秀岳館

5-0:高田商、5-4:作新学院

 

特徴:

田浦文丸

ややトルネード気味のフォームからMAX143km/hの直球と、スライダー、カーブ、チェンジアップを操る。切れ味鋭いスライダーが持ち味だが、九州大会初戦の長崎東戦はほとんど直球だけで押して毎回の7回17奪三振、その内14個が空振りとストレートのキレにも磨きがかかった。

川端健斗

正統派のフォームからMAX143km/hの直球と、スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップを操る。九州大会準々決勝で先発した鵬翔戦では、「直球の制球力もキレも無い中で、カーブ、スライダー、カットボールで三振が取れた」と巧みな投球術を披露した。

4番キャプテンの広部就平は2016年春夏の甲子園で2期連続アーチを放っている。夏の甲子園では4試合に出場し、14打数3安打2打点1本塁打と経験は充分。今回の九州大会でも7打数2安打3打点1本塁打で長打は健在。

3番に座る木本凌雅はバットコントロールが抜群で三振をしないバッター。15年の神宮大会で東邦の藤嶋健斗から3安打を放っている。夏は4試合全てに先発して16打数4安打1打点とこちらも経験充分。九州大会では10打数4安打と打率.400。

他にも半情冬馬赤坂銀次郎など計6名のメンバーが昨年の春夏の甲子園を経験している。

 

総合11位タイ

打率.308(10位)、出塁率.394(10位)、盗塁率2.44%(26位)、防御率2.16(6位)、平均得点4,66(19位タイ)

 

 

 

 

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